『危険感受性』の労働関連コラム

2019.06.25 【社説】
【ひのみやぐら】危険体感に楽しさは不要

 「危険感受性を高める」という言葉がある。厚生労働省によれば、「何が危険か、どうなると危険な状態になるのかを直感的に把握し、危険の程度・発生確率を敏感に感じ取る能力」のことだそうだ。同様の能力が近年低下しているため、その向上、持ち直しを通じて、長期的に減少傾向にある労働災害のさらなる減少をめざすという。  その具体化の一つが「危険体感教育……[続きを読む]

2019.05.27 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『危険感受性を向上させる安全教育・安全対策』

危険感受性を高めるには  安全教育の課題のひとつとして挙げられる「危険感受性」。産業現場では、稼動中の機械に不用意に近づいて巻き込まれる、つり荷の下に入って落下した荷の下敷きになるなどの災害が頻発している。身近なところでは両手をふさいだまま自転車に乗って歩行者に激突した事故の背景にも危険感受性の低下が見られる。  本書はこうした危険感受性……[続きを読む]

2018.09.25 【社説】
【ひのみやぐら】危険感受性を高めよう

 わが国の労働災害のピークは昭和36年で死亡者数は6712人だった。昨年は978人だから、約7分の1にまで減少したことになる。企業の安全衛生担当者や災害防止団体などの活躍が功を奏したわけだが、一方で技能継承や人手不足など新たな課題も見られる。皮肉なことに災害が減少したことで体験者が少なくなり、危険箇所を知っているはずのベテランが企業から去……[続きを読む]

2013.02.01 【社説】
【道しるべ】危険感受性 高揚が主体的安全意識にも

 前号での記述を継ぐかたちになるが、他人任せを排した自己安全意識について書き加えておきたい。小欄で1年前に取り上げた〝釜石の奇跡〟をテレビで再視聴したからである。 東日本大震災の際、岩手・釜石市内では小中学校の児童・生徒が教師の指示を待つことなく次々と避難行動を開始し、大津波による犠牲者を1人も出さなかった。これが〝釜石の奇跡〟といわれて……[続きを読む]

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