『人材確保』の労働関連コラム

2025.06.03 【助成金の解説】
【助成金の解説】令和7年度版「賃上げ」支援助成金パッケージ/岡 佳伸

 近年の物価上昇や人手不足への対応として、「賃上げ」は企業経営において避けて通れないテーマとなっています。  令和7年度の厚生労働省の「「賃上げ」支援助成金パッケージ」では、こうした企業の取組みを後押しするため、複数の助成金制度を組み合わせた支援策が拡充されました。  本稿では、中小企業から大企業まで幅広く活用できる賃上げ関連助成金を、制……[続きを読む]

2025.05.15 【主張】
【主張】学生の就業体験活性化を

 3日以上の就業体験を含む“新たなインターンシップ”に参加した大学生・大学院生は3万人強――文部科学省はこのほど、「学生のキャリア形成支援活動」に関する調査結果を公表した。産学の協議会(採用と大学教育の未来に関する産学協議会)がインターンシップなどの要件を改めて定義して以来初の調査で、全国の大学810校などに令和5年度の実施状況を尋ねたも……[続きを読む]

2025.05.06 【監督指導動向】
求人票の仕事欄 未経験者が業務のイメージ沸く記載を ハローワーク枚方・オンラインセミナー

 大阪・ハローワーク枚方は、「求職者から選ばれる求人票の書き方」をテーマにオンラインセミナーを開いた。求人票の仕事内容欄には、未経験者がみても具体的な働き方のイメージが沸くよう、業務の流れや負担感などを記載することを勧めている。  講師を務めた同ハローワーク人材確保対策部門の山本翔上席指導官は、梱包作業などを例に挙げて説明。「〇〇の梱包」……[続きを読む]

2025.04.17 【主張】
【主張】投資はむしろ大学教育に

 産学間で大学人材教育に関する認識をすり合わせ、産業界としても実践的な教育などを支援していくべき――中部5県の企業・法人を会員に持つ中部経済連合会は、このほどまとめた大卒理系人材の採用難に関する報告書で、産学連携の必要性を訴えた。採用計画に対する充足率が低下している背景の1つとして、東京圏や関西圏に比べて高卒の就職比率が高く、理工系学部の……[続きを読む]

2024.11.23 【書評】
【今週の労務書】『EXジャーニー ~良い人材を惹きつける従業員体験のつくりかた~』

従業員の“体験”を点検  EX(Employee Experience)とは、従業員がその企業で働いて得られる体験や経験のこと。本書では、企業がEXを疎かにして従業員のエンゲージメントが下がるのを防ぐため、人材を惹きつけるための体験の作り方を紹介している。  体験作りに当たっては、採用前から退職に至るまでの過程で確認すべき項目を、「EXジ……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。