『カスハラ』の労働関連コラム

2024.07.18 【主張】
【主張】心理負荷評価表の確認を

 厚生労働省の「令和5年度過労死等の労災補償状況」で、仕事によるストレスを原因とする精神障害の労災請求・保険給付支給決定件数が前年度比2~3割増え、ともに過去最多を更新した(=関連記事)。  昨年9月の精神障害の認定基準の改正で心理的負荷評価表が見直され、予見可能性が高まったことが一因とみられる。企業においては、業務上災害の発生をできるだ……[続きを読む]

2024.07.06 【書評】
【今週の労務書】『ハードクレームから従業員・組織を守る本』

“合図”決めて孤立防ぐ  本書では、大手小売業で店長やエリアマネージャーを務めた経験を持つ筆者が、従業員の休職や退職につながる「ハードクレーム」への対処方法を解説している。ハードクレームとは、商品やサービスとは関係のないことを持ち出して延々と従業員を困らせる「特殊クレーム」、金銭の要求や業務妨害などの意図がある「悪意クレーム」の総称とした……[続きを読む]

2024.05.23 【主張】
【主張】カスハラ相談に迅速対処

 厚生労働省が公表した最新の「職場のハラスメントに関する実態調査」結果によると、過去3年間にカスタマーハラスメント(顧客などからの著しい迷惑行為)について相談があった企業割合が、前回調査(令和2年度実施)に比べて増加した(関連記事=3割でカスハラ相談 企業における実績調べる 厚労省)。相談件数が増えているとした企業は2割強で、こちらも前回……[続きを読む]

2024.05.20 【労働行政最新情報】
「職場のハラスメントに関する実態調査」の報告書を公表(厚労省)

全国の企業・労働者等を調査し、ハラスメントの発生状況や予防・解決に向けた取組の主な効果・課題を把握  令和6年5月17日、令和5年度の厚生労働省委託事業「職場のハラスメントに関する実態調査」(調査実施者:PwCコンサルティング合同会社)の報告書が取りまとめられ、公表された。  この調査は、令和2年度に実施した職場のハラスメントに関する実態……[続きを読む]

2023.11.22 【労働行政最新情報】
12月は「職場のハラスメント撲滅月間」―職場におけるハラスメント対策シンポジウム開催(厚労省)

 厚生労働省では、12月を「職場のハラスメント撲滅月間」と定め、ハラスメントのない職場環境をつくる気運を盛り上げるため、集中的な広報・啓発活動を実施している。  その一環として、「職場のハラスメント撲滅のためのシンポジウム」がオンラインで開催される。有識者による基調講演や「企業のカスタマーハラスメント対策の取組事例」と題してパネルディスカ……[続きを読む]

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