自動車運転者を使用する事業場 8割で法違反発覚 福岡労働局・平成30年監督結果

2019.12.04 【監督指導動向】
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 福岡労働局は、自動車運転者を使用する事業場に対して、平成30年に実施した監督指導結果を公表した。臨検した153事業場のうち、79.7%に当たる122事業場で労働基準関係法令違反が発覚している。改善基準告示違反も101事業場で判明した(違反率66.0%)。

 労働基準関係法令の主な違反事項は、労働時間85件、割増賃金の支払い26件、休日8件など。

 トラック、バス、ハイヤー・タクシーといった業種別に違反率をみると、順に81.6%、40.0%、90.0%だった。

 重大悪質なケースとして書類送検したのは1件。

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