労災かくしで塗装工業所を送検 両足骨折で2カ月入院も 出雲労基署

2019.10.07 【送検記事】
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 島根・出雲労働基準監督署は、労働者死傷病報告を遅滞なく届け出なかったとして、建築塗装工事業者と同社代表取締役を労働安全衛生法100条(報告等)違反の疑いで松江地検出雲支部に書類送検した。労働者が両足を骨折する労働災害が発生したにもかかわらず、隠蔽していた。

 同労基署の調べによると、平成30年10月25日、島根県出雲市内にある工事現場において、建物の改修工事を請け負った同社労働者が建物の屋根から墜落し、両足を骨折した。

 労働者は災害発生日から2ヶ月間入院し、退院後も療養のため継続して休業していたが、同社は調査にかけられる手間を恐れて労基署へ報告しなかった。同労基署に匿名の電話がかかってきたことで、労災かくしが発覚している。

【令和元年9月17日送検】

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