【今週の労務書】『社会保険労務士のための「働き方改革」対応・助成金 実務のポイント』

2019.08.31 【書評】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

申請代行のイロハ示す

 働き方改革=生産性向上に焦点を当て、“使える助成金”の内容と申請方法を紹介している。もっぱら申請を代行する社会保険労務士を読者と想定するため、対象範囲や提出書類について詳細に解説したうえ、顧客への提案方法まで指南していく。今年度から拡充・新設したメニューについても、カバーした。

 助成金ビジネスのノウハウに割く最終章では、受注時に交わすべき業務委託契約書や秘密保持契約書の様式を示したほか、着手金についてもアドバイス。計画届の受理後に請求する方が良いと勧め、金額は助成金支給額の5~10%が妥当とする。不正に巻き込まれるリスクにも警鐘を鳴らし、最初の面談時に書類の改竄などはできないと伝え、場合によっては断る勇気を持つべきと忠告している。

(佐藤敦規著、同友館刊、TEL:03-3813-3966、2000円+税)

Amazonで購入する 楽天ブックスで購入する

関連キーワード:
令和元年9月2日第3223号16面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。