働きやすさの追求が重要/山東春美社会保険労務士事務所 山東 春美

2019.04.28 【社労士プラザ】
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山東春美社会保険労務士事務所 山東 春美 氏

 私の職業人生は、広島信用金庫に入庫した時にスタートした。最初の配属先は総務部秘書課で、職務内容は役員の対応とスケジュール管理、受付・接客業務等だった。常に目配り・気配り・心配りが求められ、毎日が緊張の連続だったが、人とかかわる仕事が自分に向いていたのか、大変やりがいを感じていた。

 その後、損保事務、一般事務等を経験したが、物足りなさを感じるようになり、自分に適した仕事でスペシャリストになりたいと思うようになった。その時に社会保険労務士資格に出会い、資格を取得した。

 2018年5月に法人事務所から独立した。現在は、色々な方からのお力添えにより、通常業務に加えて、労働相談、アドバイザー業務、各種セミナーなどを担当させていただいている。

 私が好きな言葉に、「一期一会」という言葉がある。仕事をする上で一番大切にしていることである。常に人との出会いを大切に感謝の気持ちを忘れず、誠心誠意お役に立つことを心がけている。また、お客様には傾聴姿勢と対話を大切に接している。

 今年4月から働き方改革関連法が順次施行され、労働時間の見直し、雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保が求められ、今、企業は働き方改革の対応に追われている。

 中小企業においては、管理監督者を含めた年次有給休暇の取得の義務化とすべての労働者の労働時間の客観的な把握の義務化が施行され、2020年には、時間外労働の上限規制が施行される。少子高齢化により人材確保が難しく、また時代とともに終身雇用制が崩れ、キャリアアップのために転職をされる方も増加傾向にあるなか、限られた人材でコンプライアンスを徹底しなければならない。今企業に求められているのは、働き方改革を前向きに捉え、「働きやすさ」「働き甲斐」「将来への安心感」を与え、従業員満足度を上げることである。それを実施できれば、人材の確保および定着につながると考えている。

 働き方改革は、企業と従業員双方が協力して取り組まなければ実現が困難である。従業員のモチベーションを維持しながらも残業時間を抑制し、労働生産性を高めていくためには、業務の棚卸しから見直しによる改革、人材の育成と一人ひとりの能力の最大限の発揮がポイントとなってくる。

 人にかかる問題は複雑多岐にわたり、法律のみでは完結できないことも多々ある。これからも経営者様、企業の担当者様とともに企業の状況を確認しつつ、諸問題解決に向け、しっかりサポートしていきたいと考えている。

山東春美社会保険労務士事務所 山東 春美【広島】

【連絡先はこちら】
〒731-0223
広島県広島市安佐北区可部南2丁目5-12
TEL:082-819-3055

ジャンル:
令和元年5月6日第3207号10面 掲載

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