【今週の労務書】『メンタル・タフネス――はたらく人の折れない心の育て方』

2016.02.08 【書評】
  • TL
  • シェア
  • ツイート
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

セルフケアのスキル向上

Amazonにリンクします

 職場のメンタルヘルス対策にはいくつかのフェーズ(段階)があるが、本書は働く人がそれぞれ自分自身で、いかに心の健康状態を維持していくか、すなわち「セルフケア」の側面に主眼をおいた著書の一つといえる。

 メンタルの強さを鍛える「心のスキル」について統計や実践例を交えながら解説されており、読み手が自己効力感を高め、逆境から立ち直るしなやかさを体得するように導かれていく展開になっている。分かりやすい表現で書かれているが、心理学等の学術的な裏付けも豊富である。

 個々の労働者に携えてもらうのも有効と思われるが、管理者等はメンタル不調者を出さない職場環境作りを並行して行う必要があるのはいうまでもなかろう。

(下野淳子著、経団連出版刊、TEL:03-6741-0045、1300円+税)

平成28年2月8日第3053号16面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ