【今週の労務書】『管理職になるときこれだけは知っておきたい労務管理』

2017.11.04 【書評】

研修内容の再確認に

Amazonにリンクします

 現場でトラブルの初動対応に当たるのは、マネジャーや管理職に他ならない――。タイトルどおり新任者向けに書かれた本書は、これまで未然防止をテーマとしてきた特定社労士が、イロハのイを網羅し、一つひとつをコンパクトに説明したもの。会社全体の労務管理を預かる側にとっても、管理職研修でフォローしておくべき内容を再確認できる。

 マネジャーに期待される知識・ノウハウは、10年前といわず5年前と比べても格段に増えた。今や部下のメンタル不調やハラスメント対応にまで備えつつ、柔軟な働き方の“申請窓口”も務めなければならない。本書が描く理想のマネジャー像からは、改めて人事部門の果たすべき役割とは何か、ひいては存在意義とは何かを考えさせられる。

(佐藤広一著、アニモ出版刊、TEL=03-5206-8505、1800円+税)

掲載 : 労働新聞 平成29年11月6日第3135号16面

あわせて読みたい

ページトップ