叔母として面目躍如/がんこ社労士事務所 小林 元子

2015.11.02 【社労士プラザ】

がんこ社労士事務所
小林 元子 氏

 平成27年10月5日の夕方、珍しく姪っ子から私の携帯にメールがあった。この日はくしくもマイナンバー法の施行日。そしてマイナンバーが付番された日。メールを開くと「がんこちゃん! マイナンバー制度詳しい? 詳しく知りたいのだけど! 教えてください!!」と書いてある。私はスマホのフリック入力が苦手なので、「電話して」と短く送信。すると、すぐに電話がかかって来た。

 彼女の話をまとめると、今日会社でマイナンバーの話題になり、自分達に送られてくるマイナンバーは、ネットやテレビを見ていると怖い話ばかり聞こえてくる。マイナンバーが送られてきても受け取らなければ良いのだとSNSに書かれていたけれど本当にそれで良いのだろうか。メリットとデメリットは何なのか。ちゃんとした知識を持っている人が会社にいないので教えてほしいというものだった。

 そこで彼女に、今後マイナンバーが導入されることによる個人のメリットは、たとえば役所に対して行う事務の手続きが添付書類を省略できるようになることによって簡素化されることや、29年開始予定の「マイナポータル」では、役所への届出がネットで簡単に手続きできるようになったり、プッシュ型の情報サービスが行われるようになれば、給付のもらい忘れがなくなったりするなど、海外の例も交えて説明した。

 そして、マイナンバーは会社の手続きで必ず使うので受け取るべきだし、今後は様ざまな場面でマイナンバーを使う機会が増えるはずなので、受け取らないデメリットの方が大きいことなどを伝えた。

 また、デメリットとして情報漏えいなどが考えられるが、それに対する対策が厳しくとられていること、さらに、私が仕事としている社労士が、会社に対してしっかりした態勢をとってもらうように制度づくりなどをお手伝いしているのだということもきちんとPRし、叔母として面目躍如となった。

 この姪っ子は就職して2年目のまだまだ新人だが、こういった層にも話題になっているのかと、マイナンバーが与える影響の大きさを改めて実感するとともに、今後さらに従業員さんやご家族など個人の方々へ制度を正しく周知しなければならないと強く感じた。

がんこ社労士事務所 小林 元子【東京】

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TEL03-5241-3491

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掲載 : 労働新聞 平成27年11月2日第3039号10面

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