企業に伴走し成長支援/アヴァンテ社会保険労務士事務所 代表 小菅 将樹

2025.08.10 【社労士プラザ】
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アヴァンテ社会保険労務士事務所 代表 小菅 将樹 氏

 私は、13年半勤務した厚生労働省を退職し、社会保険労務士、労働衛生コンサルタントとして開業している。厚労省で最初に配属された部署では、個別労働関係紛争解決促進法の制定にかかわる業務を経験した。

 その後配属された(独)産業医学研究所(現・労働安全衛生総合研究所)では、研究員の人事補助、給与や旅費計算などの業務を担当した。そこでの経験も社労士業務に役立っている。後に労働基準監督官に転官し、多様な業種の企業や労働者の方とかかわることができた。

 現在は、企業からの個別相談対応や各種セミナー、安全衛生教育や安全講話、安全パトロールなどを行っている。Yahoo!ニュースエキスパートとして、雇用や安全、健康に関するニュース記事の解説も行っている。

 そして、前職での労災業務の経験や、学生以来続けている競技スポーツで負ったケガの経験から、運動生理学やスポーツ科学に興味を持ち、トレーナー資格を取得し、企業で働く方向けに行動災害による労災防止のための運動指導や、幅広い方へのコンディショニング指導も行っている。

 一見異なる分野でも、企業や人と伴走して成長や課題解決を支援するという視点は共通している。さらに、人を取り巻くさまざまな課題や目標に対して複数の視点から支援策を考案し講じることで、人の成長を促し、企業の成長にもつながるのではないかと考える。

 2013年からは、NPO法人アヴァンツァーレ横浜スポーツクラブというスポーツチームの代表としてスポーツマネジメントや選手としての活動も行っている。

 私は、自分が成長できる環境づくりとともに、ここで成長したいと考えるメンバーが集まる組織づくりに力を注いでいる。

 成長とは、自分にない視点を見つけることや、できないことができるようになること、そしてその困難を楽しめることでもあると考える。メンバーがモデルを共有し、ゴールに向かうためのプロセスをシェアするトレーニングを積み重ねることでコミュニケーションが深まり、連携が高まる。自然と建設的なコミュニケーションが生まれる環境の整備が重要であり、結果だけでなくプロセスにもこだわり協働することも大切である。

 今年から母校明治大学の大学院で経営学を学んでいる。ここでは社労士や中小企業診断士、学部卒の学生、大学院OBの方々との交流を通じて学びを深め、研究課題に取り組んでいる。実用に供するという視点を忘れず、研究を進めたい。

アヴァンテ社会保険労務士事務所 代表 小菅 将樹【神奈川】

【公式webサイトはこちら】
https://www.avante-s.com/

令和7年8月18日第3509号10面 掲載
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