『労働基準監督官』の労働関連コラム

2023.11.11 【書評】
【今週の労務書】『正しく理解する労災のしくみ~行政・司法(刑事・民事)と損害賠償のアウトライン』

労基署への対応を解説  本書では、元労働基準監督官の著者が、労働災害発生時に会社として必要となる対応や労働基準監督署による監督方法について重点的に解説している。  労災発生後には、監督官による原因調査や労災保険給付のための調査など複数回の立ち入りに応じることになるが、再発防止の観点から積極的に協力すべきとした。法違反などの発覚を恐れて虚偽……[続きを読む]

2023.11.02 【主張】
【主張】監督指導体制強化が課題

 厚生労働省の「新しい時代の働き方に関する研究会」は報告書をまとめ、今後の労働基準法制や監督行政の課題・対応について提言した。  働き方の個別化・多様化を背景に、労働基準監督官が対応すべき事案の複雑化が進んでいるうえ、労働者数当たりの監督官の数が少ないといった問題を指摘。AI・デジタル技術の積極的な活用などを通じて、効果的・効率的な監督指……[続きを読む]

2023.10.24 【労働行政最新情報】
無料の電話相談「過重労働解消相談ダイヤル」を実施―11月3日(金・祝日)、労働基準監督官が相談に対応

 厚生労働省では、11月3日(金・祝日)を特別労働相談受付日とし、労働基準監督官による無料電話相談「過重労働解消相談ダイヤル」を実施する。  長時間労働や賃金不払残業の解消に向けて「過重労働解消キャンペーン」の取組の一つとして行われる。この相談ダイヤルでは、過重労働をはじめとした労働問題全般にわたる相談や、労働基準法違反などの問題がある事……[続きを読む]

2022.11.01 【労働行政最新情報】
無料の電話相談「過重労働解消相談ダイヤル」を実施―11月5日(土)、労働基準監督官が相談に対応

 厚生労働省では、11月5日(土)を特別労働相談受付日とし、労働基準監督官による無料電話相談「過重労働解消相談ダイヤル」を実施する。  長時間労働や賃金不払残業の解消に向けた取り組みを行う「過重労働解消キャンペーン」の取組の一つとして行われる。この相談ダイヤルでは、過重労働をはじめとした労働問題全般にわたる相談や、労働基準法違反などの問題……[続きを読む]

2022.06.19 【社労士プラザ】
労働基準監督官との違い/グッジョブ社労士事務所 合田 弘孝

 本格的に社会保険労務士としての仕事をして5年になる。元労働基準監督官として最前線で労働相談を受け、培ってきた経験を役に立てるべく、いろいろな相談に応じている。  しかしながら、監督官と社労士としてのアドバイスが微妙に異なることに気付かされる。  たとえば、36協定(時間外・休日労働に関する協定)について、監督官の時には、届出の形式的な記……[続きを読む]

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