書類送検は年間60件 賃金不払い事案が最多で26件 愛知労働局・令和2年司法処分状況

2021.08.02 【監督指導動向】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 愛知労働局は、令和2年に管内の労働基準監督署などが労働基準法令違反で書類送検をした「司法処分状況」を公表した。前年比3件増の60件となっている。

 内訳は、賃金不払いを含む労働基準法関係が前年に比べて13件増えて43件だった。賃金不払い事案が26件で最も多く、人材派遣業者が53人に対して合計1000万円以上の賃金を支払っていないケースなどがあった=関連記事。労働時間関係は9件で、事業場ごとに時間外・休日労働に関する労使協定(36協定)を結ばなかった結果、違法な時間外労働が発生した事案などが発生している=関連記事

 労働安全衛生法関係は10件減少し17件だった。たとえば、名古屋南労基署は、無資格者に玉掛け作業を行わせた設備工事業者を処分している=関連記事。下請の労働者が頸椎を負傷していた。

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。