2022年1月配信の労働関連コラム

2022.01.30 【監督指導動向】
違反率65.4% 技能実習関係の監督結果 岩手労働局・令和2年分

 岩手労働局は、外国人技能実習生の実習実施者を対象に令和2年に実施した監督指導結果を公表した。104事業場に対して行い、68事業場(65.4%)で労働基準関係法令違反が発覚している。  違反項目は、「安全基準」が19件で最も多く、「健康診断の結果に関する医師などから意見聴取」が18件で続いた。  監督指導事例も明らかにしている。具体的には……[続きを読む]

2022.01.30 【社労士プラザ】
縁の下の力持ちに/社会保険労務士法人SRK 代表社員 濵 民恵

 当事務所は、平成29年4月2日に個人事務所から法人化し、現在は5期目となっている。働き方改革関連法に始まり、労働施策総合推進法、育児・介護休業法、厚生年金保険法、高齢者雇用安定法、雇用保険法など、企業の人事に関する法改正が続く大きな変化のなかにいる。  社会保険労務士倫理綱領にある社労士の義務と責任を常に軸とすることを心掛けている。  ……[続きを読む]

2022.01.29 【書評】
【今週の労務書】『外国人を雇うときこれだけは知っておきたい実務と労務管理』

入国から順を追い解説  少子高齢化がかつてないスピードで進行し、「人材確保」が企業の存亡を左右するキーワードになっている。外国人雇用など縁遠いことだと思っていたが、「ついにわが社でも」という企業も少なくないだろう。  本書は初めて外国人を雇用する企業の人事・法務担当者を読者に想定し、入管手続きや在留資格の基礎知識から労務管理のノウハウまで……[続きを読む]

2022.01.29 【労働法超入門】
【労働法超入門】改正育介法と育休給付の整備

 改正育介法により、出生時育児休業が創設され、休業の分割が可能になるなど、休業制度利用の選択肢が広がりました。  それにリンクする形で、雇用保険の給付に関する規定も整備されました。こちらの施行も、令和4年10月1日です。  育児休業給付は、10年ほど前までは、育児休業基本給付金と育児休業者職場復帰給付金の2本立てとなっていました。しかし、……[続きを読む]

2022.01.28 【労働行政最新情報】
「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和3年10月末現在)―外国人労働者数は約173万人、対前年で横ばい(厚労省)

 厚生労働省はこのほど、令和3年10月末現在の外国人雇用についての届出状況を取りまとめた。  外国人雇用状況の届出制度は、労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律に基づき、外国人労働者の雇用管理の改善や再就職支援などを目的とし、すべての事業主に、外国人の雇入れ・離職時に、氏名、在留資格、在留期間などを……[続きを読む]

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