『労使交渉』の労働関連コラム

2024.01.18 【主張】
【主張】1600円超は皮算用か

 連合は昨年末、2024年度の最低賃金の取組み方針を決め、地域別最賃の中期目標を更新した。国際的な基準を踏まえて新たに「一般労働者の中央値の6割」をめざすとし、35年には1630~1850円になるとのシミュレーションまで示している。168時間換算では月27万円を超えると考えると、約10年先の未来とはいえ、イメージするのが難しい。  岸田文……[続きを読む]

2024.01.12 【労働行政最新情報】
令和5年 民間主要企業年末一時金妥結状況―平均妥結額(849,545円)は2年連続の80万円台(厚労省)

 厚生労働省は、令和6年1月12日、令和5年の民間主要企業の年末一時金妥結状況集計結果を取りまとめ、公表した。  概要は以下の通り。 【集計対象】  妥結額(妥結上明らかにされた額)などを把握できた、資本金10億円以上かつ従業員1,000人以上の労働組合のある企業331社。 【集計結果のポイント】 ○ 平均妥結額は849,545円で、昨年……[続きを読む]

2023.08.04 【労働行政最新情報】
令和5年 民間主要企業春季賃上げ要求・妥結状況―賃上げ額、賃上げ率いずれも昨年を上回る(厚労省)

 厚生労働省は、令和5年の民間主要企業の春季賃上げ要求・妥結状況の集計結果を取りまとめた。  概要は以下の通り。 【集計対象】  妥結額(妥結上明らかにされた額)などを把握できた、資本金10億円以上かつ従業員1,000人以上の労働組合のある企業364社。 【集計結果】  平均妥結額は11,245円で、前年(6,898円)に比べ4,347円……[続きを読む]

2023.03.23 【主張】
【主張】中小への波及は転嫁次第

 春季労使交渉の集中回答日を迎え、改めて賃上げ機運の高まりが明らかになった。金属労協の先行大手では満額回答が続出し、賃金改善額の単純平均は8000円を超えた。流通大手など多様な産業・業種の労組で構成する最大産別UAゼンセンでは、翌3月16日現在の集計で正社員組合員の賃上げ分が9144円、短時間組合員は時給ベースで61.8円(制度昇給込み)……[続きを読む]

2023.01.13 【労働行政最新情報】
令和4年 民間主要企業年末一時金妥結状況―平均妥結額(842,978円)が3年ぶりに前年を上回る(厚労省)

 厚生労働省は、令和5年1月13日、令和4年の民間主要企業の年末一時金妥結状況集計結果を取りまとめ、公表した。  概要は以下の通り。 【集計対象】  妥結額などを把握できた、資本金10億円以上かつ従業員1,000人以上の労働組合のある企業367社。 【集計結果のポイント】 ○ 平均妥結額は842,978円で、昨年と比較して60,780円(……[続きを読む]

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