『落語』の労働関連コラム

2017.07.06 【書評】
【見逃していませんか?この本】「まくらで語られるのは、あの子か!」/春風亭一之輔、キッチンミノル『春風亭一之輔の、いちのいちのいち』

 2012年、異例の21人抜きで真打に昇進し、高座のみならずラジオなどで幅広く活躍している春風亭一之輔師匠。最近はNHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』や『サンデージャポン』に出演しており、そこで初めて知ったという方もおられよう。 毎日のように寄席に出演し、都内・地方を問わず独演会、落語界への出演も引きも切らない。この飛ぶ鳥を落とす勢……[続きを読む]

2016.10.08 【書評】
【見逃していませんか?この本】爆笑派落語家の初エッセー集/瀧川鯉昇『鯉のぼりのご利益』

 私が落語にどっぷりと首ったけになった理由の1つが、瀧川鯉昇師匠の落語を聴いたからである。飄々とした語り口から「まくら」をいくつも振り、やがて本題へ。気付けば爆笑に次ぐ爆笑で、心が安らぐのだ。安心して身を委ねて笑うことができる師匠で、初めて落語を聴くという人を師匠の出演する会に連れていくことも少なくない。 そんな鯉昇師匠が初めて上梓した自……[続きを読む]

2016.08.12 【書評】
【見逃していませんか?この本】「時代の反映」に挑むこんな落語もアリ!/藤井青銅著・柳家花緑脚色・実演『柳家花緑の同時代ラクゴ集ちょいと社会派』

 「落語って、元々、世の中の出来事や話題を面白おかしく語ったんですよね(中略)江戸時代に『え~、今日はお古い安土桃山時代の噺を…』とはやってない。落語が誕生した時って、演者もお客さんも共通の環境にいるんです」――そんな柳家花緑の思いを受け、放送作家の藤井青銅が執筆したのが「同時代落語」だ。要は、その時代に起こったことを落語にするということ……[続きを読む]

2016.04.28 【書評】
【見逃していませんか?この本】ゴールデンウィークは、是非寄席へ!/柳亭市馬、瀧川鯉昇、柳家花緑、古今亭菊之丞、三遊亭兼好、古今亭文菊『落語三昧! 古典落語/名作・名演・トリヴィア集』

 現代を彩る落語家の名演を速記本形式でまとめたのが本書。特徴は、QRコードを読み込むとスマートフォンなどでその演目を聴くことができるという、目だけでなく耳でも楽しめるサービスが付いていることだ。  収められている演目は、柳亭市馬『阿武松』、瀧川鯉昇『時そば』『芝浜』、柳家花緑『妾馬』『野晒し』、古今亭菊之丞『明烏』、三遊亭兼好『応挙の幽霊……[続きを読む]

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