『労務管理』の労働関連コラム

2024.06.09 【社労士プラザ】
初めに思い浮かぶ存在に/美濃労務管理事務所 今井 欣也

 私はお客様から「今井さんは気楽に相談しやすい」と言われると、お客様に必要とされているな、価値のある仕事ができているなと実感をする。  その理由は、ある社長から「俺は、税理士は必要だが、社労士は必要ないと思っている」と言われて、とてもショックを受け、どうしたら必要だと思われるのだろうかと考える機会をもらったからである。  その社長曰く「労……[続きを読む]

2024.05.25 【書評】
【今週の労務書】『スタートアップのための法務・税務・労務パーフェクトガイド 知財戦略からIPO準備まで』

上場までの留意点示す  本書は、社会保険労務士や弁護士など7人の専門家が執筆したもの。新規事業の立上げからIPO(新規公開株式)までに必要となる労務管理のポイントを紹介している。  IPO達成のためには、証券会社から社内体制に関する厳しい審査を受ける必要がある。労務管理体制で注意すべきポイントとして、管理監督者の該当性の有無を挙げた。管理……[続きを読む]

2024.03.23 【書評】
【今週の労務書】『建設業界の仕組みと労務管理』

特有の事情踏まえ解説  社会保険労務士の立場で建設業にかかわる筆者が、業界の全体像から特有の労務問題、適切な保険加入、働き方改革の進め方などを解説した。  労務管理に当たっては、重層下請構造になっていること、一人親方の存在により、雇用と請負の区別が曖昧になっていること、派遣禁止業務があることなどに留意する必要があると指摘した。社会保険未加……[続きを読む]

2024.01.06 【書評】
【今週の労務書―2023年7~9月掲載記事を振り返る】

労働新聞に掲載した『今週の労務書』から、2023年7~9月号で掲載した書評をご紹介します。 『休暇のマネジメント 28連休を実現するための仕組みと働き方』 フランスのバカンスを引き合いに出し、日本の長期休暇・働き方を考えるというのが本書の主題である。バカンスの歴史や企業の事例を説明するほか、日本で平均より長い年次有給休暇取得日数を実現して……[続きを読む]

2023.12.09 【書評】
【今週の労務書】『意外に知らない?! 最新 働き方のルールブック』

直近10年の変化に対応  時間外労働の上限規制や同一労働同一賃金の実施、パワーハラスメント防止措置の義務化など、直近10年の法改正を踏まえ、労務管理の前提となる「働き方のルール」を解説した。  たとえば雇用形態ごとの特徴を整理する際は、有期契約の無期転換ルールにも触れている。休日・休暇や育児・介護休業の項では、年次有給休暇の取得義務化や「……[続きを読む]

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