地山崩壊に巻き込まれ20歳代男性が窒息死 土止め支保工設けなかった会社を送検 熊本労基署

2019.11.30 【送検記事】
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 熊本労働基準監督署は地山の崩壊に巻き込まれ労働者1人が窒息死した労働災害で、水道工事業者と同社の取締役を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで熊本地検に書類送検した。

 労働災害は熊本県熊本市内の社会福祉施設の新設工事現場で起きた。同社は2次下請として入場し、給排水設備の工事を請け負っていた。同社の20歳代の男性労働者が深さ約1.7メートルの竪穴内で配管の傾斜調整をしていたところ、地山が崩壊し巻き込まれた。労働者は救急搬送されたが同日死亡が確認された。死因は窒息死だった。

 労働安全衛生法は地山の崩壊のおそれのあるときは、土止め支保工を設けなければならないと定めているが、現場には土止め支保工が一切なかった。現場は常時湧水が発生するような地盤の柔らかい場所だった。前日に雨が…

【令和元年11月7日送検】

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