デンソー工業を違法残業で送検 月183時間の所定外労働 高岡労基署

2019.10.15 【送検記事】
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 富山・高岡労働基準監督署は6人の労働者に違法な時間外労働をさせたとして、電子部品の製造・販売業者と同社の富山工場の工場長を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで、富山地検高岡支部に書類送検した。

 違反は富山県射水市内にある同社の富山工場で起きた。同工場では1カ月70時間を限度とする特別条項付き36協定を締結していた。工場長は平成29年8~10月までの3カ月間、労働者6人に限度時間を超える時間外労働をさせた。時間外労働は最長の者で1カ月106時間、休日労働を含めた所定外労働は183時間に上った。

 違反の理由について、同労基署は「受注が集中したようだ」としている。過重労働による健康障害の発生有無や捜査の端緒については「答えられない」としている。

【令和元年9月10日送検】

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