安全な通路設けず書類送検 用水路へ派遣労働者が墜落して死亡 魚津労基署

2019.08.28 【送検記事】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 富山・魚津労働基準監督署は、平成30年9月に発生した死亡労働災害に関連して、土木工事業者と同社取締役を労働安全衛生法第23条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で富山地検魚津支部に書類送検した。

 労災は、立山町内の民間発注工事現場で発生した。同社に派遣されていた労働者が一輪車に積み込んだ発電機を運搬している際、「巡視路」と呼ばれる通路から用水路へ墜落して溺死している。

 同社は、発電機を運搬させる際、労働者が使用するための安全な通路を設ける必要があったにもかかわらず、設置せずに作業を行わせた疑い。同労基署は、用水路脇ではない他のところを通らせる、手すりを設ける――などの措置が講じられていなかったと指摘している。

【令和元年7月29日送検】

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。