無資格の玉掛けでガス保安検査業者を送検 鉄板の下敷きになり労働者死亡 千葉労基署

2019.07.31 【送検記事】
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 千葉労働基準監督署は重さ約220キログラムの鉄板の下敷きになり、労働者が死亡した労働災害で、ガス保安検査業者と同社の代表取締役を労働安全衛生法第61条(就業制限)違反の疑いで千葉地検に書類送検した。無資格で玉掛けを行わせた結果、死亡災害が起きている。

 同社はタンクローリーの高圧ガスの保安検査などを事業としている。労災は平成30年10月15日に、同社の第二工場で発生した。第二工場では2人の労働者が働いていた。58歳の男性労働者が定時になっても上がって来ないのを不審に思い、もう1人の労働者が様子を見に行ったところ、労働者が鉄板の下敷きになり、首を挟まれた状態で発見された。労働者は救急搬送されたが同日死亡が確認された。死因は頸部圧迫による窒息死だった。

 鉄板の大きさは…

【令和元年7月11日送検】

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