労働者が右前腕を切断 非常停止装置なく合板製造業者を書類送検 七尾労基署

2019.05.15 【送検記事】
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 石川・七尾労働基準監督署は、機械の安全対策を講じていなかったとして、合板製造販売業者と同社七尾工場の製造部門担当課長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で金沢地検七尾支部に書類送検した。労働者がコンベヤーに右前腕を巻き込まれて切断する労働災害が発生していた。

 同社は、七尾工場において労働者にコンベヤーのプーリーに挟まった木屑の除去作業を行わせる際、コンベヤーに運転の非常停止装置を設けなかった疑い。コンベヤーを動かしたまま作業を行わせていた。木屑は溜まりやすい状況で、作業はしばしば行われているものだった。

【平成31年4月19日送検】

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