機械停めず清掃作業させた業者を書類送検 コンベヤーに巻き込まれて労働者が死亡 八代労基署

2019.04.25 【送検記事】
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 熊本・八代労働基準監督署は、平成30年11月に発生した労働災害に関して、飼料製造業者と同社副工場長兼製造課課長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で熊本地検八代支部に書類送検した。

 労災は、同社の飼料製造工場内で発生している。被災した同社労働者は、1週間に1回行うベルトコンベヤーの清掃作業に従事していたところ、コンベヤーとローラーの間に両腕を巻き込まれて死亡している。

 同社は、巻き込まれ災害発生の危険があったにもかかわらず、機械の運転を停止させずに清掃作業を行わせていた。さらに、巻き込まれた際に直ちに機械を止められる「非常停止装置」も設けていなかった。

【平成31年3月22日送検】

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