木造建築工事現場 76%の事業場で安衛法違反発覚 秋田労働局・30年10月集中監督結果

2018.12.18 【監督指導動向】
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 秋田労働局は、木造建築工事現場に対して、平成30年10月に実施した集中監督の結果を公表した。臨検対象数は105現場、143事業場に上り、このうち労働安全衛生法違反が発覚したのは71現場、109事業場だった。事業場における違反率は過去3年で最も高く、76.2%にまで上昇した。

 違反内容をみると、墜落防止措置違反が67事業場で最多。元請の現場管理に関するものが27事業場、作業主任者の氏名などの周知に関するものが17事業場で続いている。

 12事業場に対しては危険度が高いとして、機械設備の使用停止や、作業場所への立入禁止といった行政処分を行った。

  同労働局管内における木造建築工事業では、10月までに休業4日以上の労働災害が計73件発生。前年同期に比べ18件の増加で、死亡災害も3件起こっている。

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