脚立から墜落してかかと骨折 労災かくしした土木工事業者を送検 松江労基署

2018.12.20 【送検記事】
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 島根・松江労働基準監督署は、平成30年に発生した休業4日以上の労働災害に関して労働者死傷病報告書を提出しなかったとして、土木工事業の㈱オーテック(島根県松江市)と同社代表取締役を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の容疑で松江地検に書類送検した。

 労災は隠岐の島町内で行われていた法面修繕工事現場で発生している。被災した労働者は、地上から1.7メートル付近の脚立上で架設防護柵撤去準備作業していた際に誤って墜落し、かかとを骨折していた。

 同労基署は、被災労働者からの相談を契機に捜査に着手した。報告を怠った理由については明らかにしていないが、1次下請で入場していたことから、一般的に「元請への配慮」などが考えられる。

 同労基署は、被災労働者からの相談から捜査に着手した。

【平成30年11月28日送検】

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