接客娯楽業、保健衛生業などで平均以上の違反率 高知労働局・29年監督結果

2018.08.21 【監督指導動向】
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 高知労働局は、平成29年に実施した定期監督等の実施結果を公表した。立ち入った事業場1288件のうち858件で労働基準関係法令違反が発覚している。違反率は27年の76.0%をピークに減少傾向に転じており、29年は66.6%だった。

 違反内容の内訳は、労働時間に関するものが222件、割増賃金に関するものが143件、安全基準に関するものが249件、健康診断に関するものが183件。労働時間に関する違反のみ、前年から違反率が2.8ポイント増加しているが、そのほかの項目ではいずれも減少している。

 業種別に違反率をみると、全業種平均の66.6%を超えていたのは、接客娯楽業81.3%、保健衛生業75.9%、製造業76.7%、運輸・交通業69.2%だった。

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