誘導員置かず死亡事故 土木工事業者を送検 岡谷労基署

2017.09.27 【送検記事】
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 長野・岡谷労働基準監督署は、工事現場内で安全対策を講じなかったとして、観光・解体・土木工事業などを営む業者と同社現場責任者を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で長野地検諏訪支部に書類送検した。平成28年12月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。

 同現場責任者は、同社が請け負って施工していた諏訪市内の倉庫新築工事現場において、ドラグ・ショベルを使って丸太杭を地面に打ち込む作業に従事していた。この時、ショベルのバケットが丸太杭から外れ、丸太杭を両手で支えていた被災者の頭部に直撃している。

 同社は、誘導員を配置するなどの安全対策を講じなかった疑い。

【平成29年9月14日送検】

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