廃棄物貯蔵施設で労災かくし 土木工事業者を送検 福島労基署
2021.04.14
【送検記事】
福島労働基準監督署は、労働者死傷病報告の内容を偽ったとして、土木工事業者と同社取締役を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の疑いで福島区検に書類送検した。福島県双葉郡での廃棄物貯蔵施設の建設工事現場で労働者が右足指を骨折したにもかかわらず、災害発生場所と状況を偽っていた。
災害は令和元年11月25日に発生した。50歳代の男性労働者が側溝の蓋を一輪車に載せようとしたところ、蓋が落下して右足に当たり、休業4日以上のケガを負っている。
【令和3年3月12日送検】