完全地域密着で雇用創造/㈱スープル 代表取締役社長 藤井 淑人

2014.06.02 【人材ビジネス交差点】
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㈱スープル 代表取締役社長 藤井 淑人 氏

 当社は、1985年の㈱テンポラリーセンター中九州設立から㈱パソナ中九州への社名変更を経て、2011年に㈱スープルに社名を変更し、第二創業を迎えた。熊本を本社として、大分・宮崎に支店を置き、完全地域密着型の人材サービスを展開している。

 12億円の売上げの7割強を人材派遣事業が占めている。派遣スタッフの9割が女性で、事務職・販売系の派遣に強みがあり、コンプライアンスや派遣スタッフの福利厚生にも力を入れている。スタッフの採用基準は、2年以上の実務経験があり、当社独自の試験・面接審査に合格すること。質を担保し、採用後も研修・訓練により能力や専門技術の開発向上に努めている。

 近年は、県・市からの委託を受けた就業支援事業が売上げの20%を占めるまでに成長しており、アウトソーシング化が進むなか、対応を進めている。拠点別には、熊本は基幹事業を重視していく。大分では、シニア向けパソコン教室(マンツーマン形式)をフランチャイズ展開し、高齢者のコミュニティーの場を提供していく方針である。宮崎では、シニア派遣の「倶楽部SOUPLE」を展開するとともに、アウトソーシング事業の強化を進めていく。

 「人材業は人の人生にかかわる大きな責任がある。プロでなければならない」。このため、社員教育・研修に力を入れている。入社時研修、OJT研修はもとより、社内での全体会議時にはチーム形式で課題解決型研修を実施。今後5年以内に全社員がキャリアコンサルティング関連の資格を取得することをミッションとしている。競争が激しい業界環境のなかで、社員一人ひとりの能力を磨くと同時に、キャリアアップ制度や待遇などを仕組化し、成長できる機会を定期的に提供し続ける考えである。

 今後は、業界動向を見通しながら、社員が誇れる会社づくりを進めていく。さらに今年は、地域の雇用創造や就業支援を行うNPO法人「えんキャリア」を設立。新しい雇用の場が生まれる実験、手作り感のある研修や職場見学に取り組んでいき、地域の課題に向き合う考えである。企業に対しては異業種交流会を定期的に開催し、輪が広がる呼び水になる組織をめざす。

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    平成26年6月2日第2971号10面 掲載

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