【安全衛生・お薦めの一冊―2025年1~6月掲載記事を振り返る】『もっとうまくいく安全活動16選』『たかが足場だから足場 改訂版』ほか

2025.08.16 【書評】
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安全スタッフに掲載した『安全衛生・お薦めの一冊』から、2024年1~6月号で掲載した書評をご紹介します。

『もっとうまくいく安全活動16選』
「安全活動が盛り上がりに欠ける」「なかなか効果が出ない」「浸透しない」――。そんな管理・監督者の悩みを解決するため、大手製鉄会社で長年現場の安全管理を担当してきた著者が16の安全活動を解説している。

朱宮 徹 著、中央労働災害防止協会 刊、税込1650円


『製造現場の安全衛生に想いはせれば…』
2015年から2022年まで『安全スタッフ』誌で8年間連載していた「想いはせれば」が一冊の本になった。本書は、厳選して78回分を掲載したもの。労働災害が多発していた高度成長期に化学メーカーの安全衛生担当者を経験し、中災防安全衛生教育センターの講師を務めた末松清志さんが体験談や防止対策について思いの丈を綴っている。

末松 清志 著、労働新聞社 刊、税込1870円


『労災認定の光と影』
本書は、元厚生労働省職業病認定対策室長である筆者が、労災認定の基本的な原理を解き明かすとともに、歴史的経過をたどりながら「災害主義」の考え方を排除することを提案し、将来の労災認定のあるべき姿までを説いた出色の解説書。

石井 義脩 著・労働新聞社 刊、税込2200円


『マンガでなるほど!安全衛生Q&A』
中災防の月刊誌「安全衛生のひろば」で2年にわたり連載されたマンガを1冊にまとめた本書。事業場の安全衛生担当に初めて就いた入社4年目の社員を主人公に、安全衛生計画の立て方から法定教育の内容、安全衛生教育の進め方、職場巡視を通じた4Sなど、基本的な事項をマンガを交えてやさしく解説している。

加藤 雅章 著、小石川カナリ 漫画、中央労働災害防止協会 発行、税込880円


『コンメンタール 労働安全衛生法』
労働災害多発の時代に人命尊重の理念のもとで制定された労働安全衛生法。本書は、逐条解説を通じて、事業者に義務付けられた措置の趣旨と法律の理念を詳らかに解説している。

(三柴 丈典 編/日本産業保健法学会 協力、法律文化社 刊、税込1万6500円)


『たかが足場だから足場 改訂版』
本書は、新人から熟練の職人まで幅広い層に向けた仮設機材災害防止法令集の改訂版。2025年4月までに改正・追加された法令の追記・解説を別冊として発行した。労働安全衛生法の理念と体系、各項目別の法令、関係法令や通達など、足場の作業内容に関する条文や解釈例規を、イラストや図を用いて分かりやすく解説している。

㈱杉孝 編・刊、税込4400円

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