【今週の労務書】『ローヤリング労働事件』

2015.06.08 【書評】

労・使弁護士の実務紹介

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 タイトルにあるローヤリング(Lawyering)とは、弁護士の活動を指す用語で、本書では「労働紛争において実際に弁護士がどのような役割を果たしているか」を紹介している。経験の乏しい若手弁護士らを主な読者に想定し、労働者側、使用者側それぞれの立場で求められる実務の詳細をまとめたもの。訴訟や和解、労働審判などのテーマ別に十数人のベテラン弁護士が執筆を担当し、自身のノウハウも含めた”活動のあり方”を説いている。

 弁護士向けのガイドラインをめざした専門書ではあるが、人事スタッフや社会保険労務士にとっても参考にしたい点は多い。「労基署対応」の章では、労使双方の弁護士が申告や臨検などについて取り上げている。

(山川隆一、水口洋介、浅井隆編、労働開発研究会刊、TEL:03-3235-1861、3000円+税)

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掲載 : 労働新聞 平成27年6月8日第3020号16面

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