安全衛生・お薦めの一冊―2023年上半期掲載記事を振り返る

2023.08.11 【書評】
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安全スタッフで掲載している書評欄『安全衛生・お薦めの一冊』から、2023年の上半期に公開した書評をまとめてご紹介します。

『労働災害の法律実務』
本書は、新潟県弁護士会が2022年度関東十県会夏期研究会のテーマである「労働災害」について研究成果をまとめたもの。労働災害に関わる法律や制度を体系的に整理し、丁寧に解説している。

新潟県弁護士会編、ぎょうせい刊、税込4950円


『こう変わる!化学物質管理 法令順守型から自律的な管理へ』
労働安全衛生規則の改正により、事業場の化学物質管理が大きな転換を迎える。本書は厚労省検討会で座長を務めた著者が、新たな考え方である「自律的管理」が導入された背景と事業者に義務付けられる内容を解説している。

城内博著、中央労働災害防止協会刊、税込880円


『ヒューマンエラー災害に挑む』
現場で人が作業している限りヒューマンエラーは発生する。当たり前といえば、当たり前だが、どれだけ物理的な対策を徹底しても、最後に残るのが人の問題である。

高木元也著、労働新聞社刊、税込2420円


『メンタルヘルス不調による休職・復職の実務と規程』
精神疾患を原因としているメンタルヘルス不調者の休職・復職が近年、増加傾向にある。とくに復職段階では、トラブルが少なくないという。

柊木野 一紀 編著、日本法令 刊、税込2640円


『職場でできるアンガーマネジメント』
パワーハラスメントやメンタルヘルス不調につながる問題の予防策として、「怒り」のコントロール法と呼ばれるアンガーマネジメントが注目されている。

佐藤 恵子 著、誠信書房 刊、税込1980円


『建設業の働き方改革 心と身体の健康対策』
2024年4月から始まる建設業における時間外労働の上限規制。他業種に比べて労働時間が長いことが問題視され、業界団体なども総力を挙げて取り組んでいる。

高木 元也 著、清文社 刊、税込242円

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