アーク溶接中の火災で労働者死亡 安全衛生教育怠り送検 今治労基署

2022.04.05 【送検記事】
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 愛媛・今治労働基準監督署は、労働者に対するアーク溶接の特別教育を怠ったとして、個人事業主である松本組(愛媛県今治市)を労働安全衛生法第59条(安全衛生教育)違反の疑いで松山地検に書類送検した。労働者がアーク溶接作業をしていた現場で火災が発生し、火傷を負って死亡している。

 災害は令和4年1月24日、今治市の造船所構内に接岸された建造中の船舶で発生した。被災者は、機関室内で金属製の板材を溶接する作業に従事していた。作業は1人で行っており、別の労働者が発見したときにはすでに身体が燃えている状態だったという。

 同労基署は、アーク溶接作業中に…

【令和4年3月3日送検】

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