魅力あふれる社労士業務/協同組合秋田県中小企業労務協会 舘岡 大悟

2022.03.20 【社労士プラザ】
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協同組合秋田県中小企業労務協会 舘岡 大悟 氏

 平成26年7月から、社労士事務所で社労士として働かせてもらっている。それまでは大学職員をしていたので、最初はかなり畑違いな職種転換で戸惑ったことを覚えている。

 最近こそ「社労士の仕事はおもしろい!」と声を大にしていえるが、最初は分からないことだらけで悪戦苦闘したものだ。

 まず、社労士試験で勉強したことが通用しない。たとえば、社会保険の資格取得一つをとっても、入社から5日以内に届出をしないといけないのに会社からは入社後10日後くらいに連絡が来る。当初は「しまった、法令違反だ」なんて思ったが、今では「はいはい、分かりました~」といった感じである。勉強と現場は違うということである。

 また、最初は会社の社長さんと話すのが怖かった。自分で事業を行い、従業員を雇っている方というのは考え方もしっかりしていて貫禄がある。いい加減なことはいえない、と相手に思わせるオーラが出ている。毎日毎日緊張の連続だった。

 社労士の仕事をしていると、経営者の方々と話せる機会がとても多い。これは士業ならではの魅力だと思う。最初こそとっつきにくかった社長も今では一番の仲良しだったりするから不思議である。

 社長がいいたいことやニーズを理解し、それに応えるのはとても難しい。「こういうことかな?」と思ってやったことが全然違っていたりする。同じ質問がなく、とても刺激的な毎日を送ることができる。「舘岡さん、なんか青いハガキ来たけどこれ何だ?」、「(もっとヒントくれよ~)そのハガキに題名とかありますか?」、「いらねと思って捨てたや(秋田弁)」。こんなやり取りもたまにはある。

 私は、その会社のために一生懸命業務を遂行することを常に忘れないようにしている。ある社長さんから飲みの席でいわれたことがある。私が社労士事務所で働かせてもらい始めて少し経ったときのことである。「舘岡さん、俺はな、あなたに仕事をお願いしているんじゃない、あなたの事務所にお願いしているんだ。がんばってくれ」。顧問先を一人で回るようになって少し天狗になっていた私を戒めてくれたのだと勝手に解釈した。自分一人でその会社の仕事をしているのではない、事務所のバックアップがあってこそだ、そう思えるようになった。私の中ではずっと忘れずに残っていく言葉だと、ありがたく思っている。

 そんな言葉をかけてくれる社長さん方とお付合いできる社労士の仕事は本当におもしろい!
  
協同組合秋田県中小企業労務協会 舘岡 大悟【秋田】

【webサイトはこちら】
http://akita-roumu.jp/

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令和4年3月21日第3345号10面 掲載

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