「令和2年度化学物質のリスク評価検討会報告書」公表(厚労省)

2021.09.06 【労働行政最新情報】
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8物質の経気道ばく露などによるリスクを評価

 厚生労働省の「化学物質のリスク評価検討会」(座長:名古屋 俊士 早稲田大学名誉教授)はこのほど、令和2年度における7物質に関する初期リスク評価の結果と、1物質に関する詳細リスク評価を、報告書として取りまとめた。

 主要なリスク評価結果は以下の通り。

■ 詳細リスク評価

▷「オルト-フェニレンジアミン」
 経気道ばく露のリスクに係る追加調査の結果、本物質を製造し又は取り扱う事業場の作業工程に共通して、経気道ばく露により労働者に健康障害を生じさせるリスクが高いと判定された。

■ 初期リスク評価

▷「1-アリルオキシ-2,3-エポキシプロパン」、「アクロレイン」
 初期リスク評価の結果、経気道ばく露に関するリスクが高い等と判定された。

▷「2-(ジエチルアミノ)エタノール」、「ジエタノールアミン」、「りん酸トリ(オルト-トリル)」、「2-クロロニトロベンゼン」
 初期リスク評価の結果、経気道ばく露に関するリスクは低いと判定されたが、経皮吸収のおそれが指摘されている。

▷「アジピン酸」
 初期リスク評価の結果、経気道ばく露に関するリスクは低いと判定され、かつ、経皮吸収のおそれも指摘されていない。

※ リスク評価を実施した8物質は、有害性の高い物質であることから、リスクアセスメントを行い、その結果に基づき、労働安全衛生規則第576条、第577条、第593条及び第594条(経皮吸収がある場合)などの規定に基づく措置を講ずることにより、リスクの低減に取り組むことが必要である。

▼詳しくはこちらをご覧ください。

「令和2年度化学物質のリスク評価検討会報告書」を公表します
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20886.html

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