『AI』の労働関連コラム

2025.05.24 【書評】
【今週の労務書】『AIを超える知恵で解決 労務トラブル40』

事態解決導く“人の力”  幅広い労務相談に対応してきた社会保険労務士が執筆。人の感情がかかわる労務トラブルにおいて、経験や知恵が解決のカギとなった40の実例を取り上げている。発生から解決に至るまでの流れに加え、「ここがAIを超える」という欄を設け、解決に導く“人の力”を紹介した。  たとえば、部下からの連日の罵倒によりうつ病を発症した営業……[続きを読む]

2025.05.22 【主張】
【主張】監督実施へ体制の拡充を

 法定労働条件の確保を使命とする労働基準監督官の業務がまたもや拡大するようだ。  政府がまとめた「中小企業・小規模事業者の賃金向上推進5か年計画」の取組みの1つに、労務費などの価格転嫁徹底に向けた労働基準監督署の活用が挙がっている(関連記事)。過労死につながりかねない違法な長時間労働を是正するなど、労働基準関係法令の遵守に向けた指導が引き……[続きを読む]

2025.04.24 【書評】
【書方箋 この本、効キマス】第109回 『NEXUS 情報の人類史』 ユヴァル・ノア・ハラリ 著、柴田 裕之 訳/濱口 桂一郎

AIがおかしくする世界  世界中がおかしい。とりわけアメリカがおかしい。おかしいトランプ大統領が世界を振り回している。日本もおかしい。とりわけ大統領型で選ばれる知事や市長がおかしい。これは一体何が起こっているのか? 著者は、その近い原因をAI(人工知能)に、遠い原因を人類が生み出した共同主観に求める。だから本書は、アクチュアルな現代社会論……[続きを読む]

2025.01.25 【書評】
【今週の労務書】『Q&A IT化社会における企業の情報/労務管理の実務』

AI活用などもカバー  本書は、就労者と情報の関係を、個人情報の取得・利用と、情報セキュリティーなど情報管理の2つの視点から解説したもの。AI活用のような新しい問題や、グループ企業間での利用などにも触れた。  たとえば採用時にAIを活用して特定の人物の行動を分析・予測するプロファイリングをする場合、透明性や説明可能性の問題として、応募者か……[続きを読む]

2024.10.20 【社労士プラザ】
生産性向上への寄与めざす/わかば社会保険労務士法人 代表社員 山本 圭一

 コロナ禍以降、日本はそれまでにも増してDX化を推進している。  経済の停滞、国際競争力の低下や人口減少、労働力不足など、さまざまな課題に対する解決策の1つとして、DX化が進められている状況である。  2000年代初頭からインターネットの普及やIT化の基盤整備が進み、2015年ごろにはIoTやAIが発展した。2020年ごろにはコロナ禍の影……[続きを読む]

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