『警備業』の労働関連コラム

2023.05.30 【労働行政最新情報】
令和4年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)(厚労省)

暑さ指数(WBGT)の把握、労働衛生教育の実施、発症時・緊急時の措置を徹底  厚生労働省は、令和4年の「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)を取りまとめ、公表した。 ポイントは以下の通り。  令和4年における職場での熱中症による死傷者(死亡・休業4日以上)は、827人(前年比266人・47%増)であり、全体の約4割が建設……[続きを読む]

2022.03.08 【送検記事】
休業1カ月の転倒災害 遅滞なく報告しなかった警備業者を送検 大垣労基署

 岐阜・大垣労働基準監督署は、労働者死傷病報告を遅滞なく提出しなかったとして、警備業の㈱サンボウ(岐阜県大垣市)と同社総務部長を労働安全衛生法第100条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で岐阜地検大垣支部に書類送検した。  同社は、令和2年6月に大垣市内で発生した労災について、報告を怠っていた疑い。労災は、堤防の除草工事現場で発生したも……[続きを読む]

2021.02.10 【送検記事】
塩、飲料水を備えず送検 熱中症で労働者が死亡 加古川労基署

 兵庫・加古川労働基準監督署は、熱中症防止対策を怠っていたとして、警備業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第22条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で神戸地検に書類送検した。令和2年8月21日、交通安全誘導警備を行っていた労働者が、熱中症を原因として死亡する労働災害が発生している。  労災は、加古川市内の工事現場で発生した。災害発生当日……[続きを読む]

2020.12.24 【送検記事】
警備員3人を長時間働かせた警備業者を送検 三田労基署

 東京・三田労働基準監督署は、労働者3人に対し違法な時間外労働を行わせたとして警備業者と同社取締役を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで東京地検に書類送検した。時間外労働は最長で87時間に上っている。  同社は平成30年7月16日~10月15日の3カ月間、東京支店に所属する警備員3人に36協定(時間外・休日労働に関する協定)を超えて……[続きを読む]

2019.07.24 【監督指導動向】
「熱への順化期間の設定」などに遅れ 熱中症対策・自主点検結果 栃木労働局

 栃木労働局が実施した熱中症予防対策に関する自主点検結果で、「熱への順化期間(体を慣らす7日以上の期間)の設定」といった項目で遅れがみられていることが分かった。  調査したのは14項目で、「はい・いいえ」の2択形式で質問している。  9割以上の事業場が取り組んでいる項目は、計6項目だった。具体的には、「WGBT基準値を超える場所でやむを得……[続きを読む]

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