『社労士』の労働関連コラム

2025.07.27 【社労士プラザ】
ニーズ高まる労務監査/社会保険労務士法人EEパートナーズ 代表 酒井 典子 NEW

 社労士の実務に携わって約25年になるが、この間に社労士の仕事内容は大きく変わったと思う。2000年当時、社労士の仕事といえば、まずは社員の入社・退社に関する保険手続きがメインであり、たまに現場で労働災害が起こったり、傷病手当金の請求があったりした。今ほど頻繁に精神疾患での私傷病請求はなく、複雑な育児休業の給付もなかった。現在は働き手の年……[続きを読む]

2025.07.20 【社労士プラザ】
次世代へ想いをつなぐ/社会保険労務士法人福島中小企業労務協会 代表社員 一條 雅敏

 私が代表を務める社会保険労務士法人福島中小企業労務協会は、社会保険労務士法施行と同じ昭和43年に設立された事務所であり、今年で57周年を迎える。「中小企業の成長と、そこに働く人々の生活と福祉の向上を目指します」を理念とし、地元福島市を中心に活動している。会員企業数は現在、500社を超えたところである。  平成31年3月に7代目の代表に就……[続きを読む]

2025.06.29 【社労士プラザ】
DXで“属人化”から脱却/福岡社会保険労務士法人 代表 村里 男樹

 給与計算や総務代行の依頼が増えている。属人化した業務を担っていた担当者の離職に伴うものだ。連動して「クラウド」「DX」の認知度も高まっている。  弊所ではクラウド導入支援を行っているが、「DXのメリット」をあいまいに理解したまま相談に来られるケースが多い。  そこで、DXやクラウド導入で企業がどう変わるかについて、業務効率化、法令遵守・……[続きを読む]

2025.06.26 【主張】
【主張】社労士の「使命」明確化で

 第217回通常国会で、社会保険労務士の「使命」規定を新設する社労士法の改正法案が成立した。改正後の第1条では、労働・社会保険諸法令の円滑な実施を通じて適切な労務管理の確立などに寄与し、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資することを使命として明記する。  社労士は、主に中小企業における円滑な労働・社会保険手続きや、労務管理の適正化な……[続きを読む]

2025.06.07 【書評】
【今週の労務書】『働く人と組織のための人的資源管理 人的資本経営時代の基礎知識』

職務等級は意欲に課題  本書は、採用・評価・報酬の管理や安全衛生、労使関係の管理など、人的資源管理に関する18のテーマについて、それぞれの分野を専門とする大学教授ら13人が執筆し、全国社会保険労務士会連合会がまとめた。組織経営における「人」の管理の専門家である社労士を主な読者に想定している。  「配置・異動管理」の章では、日本企業の代表的……[続きを読む]

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