『社労士』の労働関連コラム

2025.06.07 【書評】
【今週の労務書】『働く人と組織のための人的資源管理 人的資本経営時代の基礎知識』

職務等級は意欲に課題  本書は、採用・評価・報酬の管理や安全衛生、労使関係の管理など、人的資源管理に関する18のテーマについて、それぞれの分野を専門とする大学教授ら13人が執筆し、全国社会保険労務士会連合会がまとめた。組織経営における「人」の管理の専門家である社労士を主な読者に想定している。  「配置・異動管理」の章では、日本企業の代表的……[続きを読む]

2025.05.18 【社労士プラザ】
第二の人生も4年目に/福間社会保険労務士事務所 代表 福間 康洋

 開業して4年目に入った。そもそも社労士になっていること自体、過去には想像すらできなかった。一般企業で営業部の事務員をまとめた部署を立ち上げたことが、ひとつの契機となった。  部署の立上げと同時に、一気に30人の部下を持ち、組織改革を行い、事務の統一、教育体制の充実などを手掛けた。時間外労働削減、「ライフワークバランス」の実現、ハラスメン……[続きを読む]

2025.04.26 【社労士プラザ】
安心して働ける環境に/ブルースター社会保険労務士事務所 代表 濵野 亜希子

 社会保険労務士となり、7回目の春を迎えた。私は、多くのお客様と向き合い、日々業務に取り組んでいる。この仕事の最大の魅力は、時にはとても個性豊かな、さまざまな人との出会いがあり、問題解決の手助けができることである。お客様が抱える課題をともに考え、解決に向けたサポートを行うことで、働く環境の改善や企業の成長に寄与できる点に、大きなやりがいを……[続きを読む]

2025.04.20 【社労士プラザ】
「スピード」で信頼築く/社会保険労務士事務所 フェリシアンス 代表 堀川 眞也

 会社員を32年経験し、社会保険労務士として独立開業した。会社員時代は無線技術者として製品開発に従事していた。開発責任者としてチームをまとめ、新機種の開発を行っていた30歳代のときに体得したのがスピードとクオリティーのバランスだ。  クオリティーを突き詰めるとスピードが落ちる、スピードを突き詰めるとクオリティーが落ちる。そのバランスを取り……[続きを読む]

2025.04.06 【社労士プラザ】
「至誠」に込めた想い/SHISEIワークデザインオフィス 代表 勝原 知佳子

 私はかつて法律事務所でパラリーガルとして働いていた。当時は敏腕弁護士とともに、依頼者にとって人生で1回あるかないかの困難な時期に寄り添い、ベストな解決方法を追求していくことに大きなやり甲斐を感じていた。  一方で、ほとんどの事案は、当事者間で話合いさえも成立しないほど、紛争が激化した状態にあったというのが現実だった。そのため、発生した問……[続きを読む]

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