『社会保険労務士』の労働関連コラム

2024.03.21 【主張】
【主張】専門家としての誇り胸に

 厚生労働省はこのほど、虚偽の内容に基づいて助成金を申請した東京と大阪の社会保険労務士計3人について、「社会保険労務士たるにふさわしくない重大な非行」を行ったなどとして、業務停止の懲戒処分を講じたと公告した。  助成金の支給申請代行は社労士の独占業務の1つであり、社労士は複雑な申請要件を熟知し、高い専門性の下で代行業務を遂行している。ただ……[続きを読む]

2022.04.14 【主張】
【主張】1件も見逃すな不正受給

 雇用調整助成金の不正受給件数が、令和2年9月~3年12月までに261件、金額にして32億円に達していることが、厚生労働省の集計で分かった(=関連記事:雇調金不正受給 261件32億円超える 従業員から通報増加 厚労省)。全体の雇調金支給決定件数560万件、金額5兆3000億円を念頭に置けば、決して多い数字とはいえないだろう。しかし、不正……[続きを読む]

2020.12.13 【社労士プラザ】
原点を振り返る/社会保険労務士 福士雅子事務所 福士 雅子

 2006年に社労士試験に合格し非開業登録、2008年に非開業から開業へ変更登録し12年が経過した。2014年に亡くなった実家の父が開業社労士で、父の基盤を引継ぎ、新規の顧問先もそれなりに増え現在に至る。  年度更新に始まり算定基礎、月額変更、36協定、健康診断の届出、年末調整などの年次業務、給与計算などの月次業務に得喪や労災、傷病手当金……[続きを読む]

2019.05.19 【社労士プラザ】
人手不足への対処が使命/土橋労務管理事務所 土橋 純二郎

 昨年末、東京国際フォーラムにおいて天皇皇后両陛下(当時)ご臨席のもと盛大に挙行された「社会保険労務士制度創設50周年記念式典」に参加することができた。  思えば、29歳で開業して以来、還暦近い年齢となった今日に至るまで職業生活の過半を社会保険労務士として過ごすことが許された小生にとって、これほど嬉しく、また誇らしい日はなかったといえる。……[続きを読む]

2018.02.17 【書評】
【今週の労務書】『社労士事務所に学ぶ 中小企業ができる「働き方改革」』

業務細分化で効率向上 本書では、従業員30人規模の社労士事務所を運営する筆者が、経営者として実践した「働き方改革」の手法を示したもの。長時間労働が常態化し、離職者が多発したことを契機に取り組んだ長時間労働削減施策と、女性活躍推進施策を紹介している。 労働時間削減面では、顧客の社会保険手続き業務や勤怠管理業務のクラウド化、事務所内へのグルー……[続きを読む]

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