- 2025.07.05 【書評】
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【今週の労務書】『エッジソン・マネジメント2.0』
新卒者は即、採用担当に 「エッジソン」とは採用コンサルタントである筆者の造語で、「目的をつくり、提示できる人材」を指す。ビジネス環境の不確実性などが増しているなか、目的(あるべき姿やパーパス)をつくり出せる人材が重要と指摘する。 目を引かれたのは、地場で事業を展開する中小企業が取るべき採用手法について。長期インターンシップを活用し、時……[続きを読む]

新卒者は即、採用担当に 「エッジソン」とは採用コンサルタントである筆者の造語で、「目的をつくり、提示できる人材」を指す。ビジネス環境の不確実性などが増しているなか、目的(あるべき姿やパーパス)をつくり出せる人材が重要と指摘する。 目を引かれたのは、地場で事業を展開する中小企業が取るべき採用手法について。長期インターンシップを活用し、時……[続きを読む]
厚生労働省が5年ぶりに実施した労使コミュニケーション調査によると、「賃金、労働時間等労働条件」に関し、労働者とのコミュニケーションを「重視する」事業所の割合は、6割弱だった。反対に使用者とのコミュニケーションを「重視する」労働者の割合は、5割強となっている。 この5年間にコロナ禍を経験し、デフレスパイラルから物価上昇局面に移行したにも……[続きを読む]
近年、「退職代行」というサービスが注目を浴びている。昭和に育った世代からいえば、「辞めるときぐらいは自分で申し出るもの」との考えだったが、調べると複雑な事情の場合もあるようで、需要が増すのも納得できるようになった。 ニュースなどでは4月の入社日初日から退職代行サービスを依頼する人がおり、その後も殺到していると話題になったが、さらに5月……[続きを読む]
産学間で大学人材教育に関する認識をすり合わせ、産業界としても実践的な教育などを支援していくべき――中部5県の企業・法人を会員に持つ中部経済連合会は、このほどまとめた大卒理系人材の採用難に関する報告書で、産学連携の必要性を訴えた。採用計画に対する充足率が低下している背景の1つとして、東京圏や関西圏に比べて高卒の就職比率が高く、理工系学部の……[続きを読む]
対話の主導権は部下に 本書は、旧ヤフー社の元人事執行役員が執筆したもの。1on1の目的を、部下の成長支援のために行うと定義し、効果的に行うポイントを説明している。 同社においては、業務命令として「週1回、○分間必ずすること」などと義務付けたことで、制度が社内に浸透したという。上司の役割は傾聴に徹し、部下が自らの課題を言語化することとし……[続きを読む]
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