『ハラスメント』の労働関連コラム

2025.06.08 【社労士プラザ】
職場変える「ケアの循環」/フローリッシュ社労士事務所 新美 智美

 社会保険労務士として開業して12年間、主にハラスメント防止とメンタルヘルス支援の分野を中心に活動してきた。いずれも、働きやすい職場づくりに欠かせないテーマであり、やりがいを感じつつ取り組んでいる。  一方、近年とくに気になっているのが、こうしたテーマが管理職の大きな負担になっている現状である。昨年刊行された『罰ゲーム化する管理職』という……[続きを読む]

2025.05.24 【書評】
【今週の労務書】『AIを超える知恵で解決 労務トラブル40』

事態解決導く“人の力”  幅広い労務相談に対応してきた社会保険労務士が執筆。人の感情がかかわる労務トラブルにおいて、経験や知恵が解決のカギとなった40の実例を取り上げている。発生から解決に至るまでの流れに加え、「ここがAIを超える」という欄を設け、解決に導く“人の力”を紹介した。  たとえば、部下からの連日の罵倒によりうつ病を発症した営業……[続きを読む]

2025.05.18 【社労士プラザ】
第二の人生も4年目に/福間社会保険労務士事務所 代表 福間 康洋

 開業して4年目に入った。そもそも社労士になっていること自体、過去には想像すらできなかった。一般企業で営業部の事務員をまとめた部署を立ち上げたことが、ひとつの契機となった。  部署の立上げと同時に、一気に30人の部下を持ち、組織改革を行い、事務の統一、教育体制の充実などを手掛けた。時間外労働削減、「ライフワークバランス」の実現、ハラスメン……[続きを読む]

2025.04.24 【主張】
【主張】真価問われる運用2年目

 都道府県労働局による「過労死等防止計画指導」の運用が始まってから、1年が経過した。一定期間内に過労死などを複数回発生させた企業の本社を対象に、期間を1年とする全社的な改善計画の作成を求めるとともに、計画に基づく取組みを社内に定着させるための助言・指導を行うものだ。目標達成を報告した企業に対しては、その定着状況を確認する監督・個別指導(定……[続きを読む]

2025.04.13 【社労士プラザ】
求められる国際的感覚/きしま社労士事務所 所長 永石 伸子

 国内で「人権」に関する意識が高まってきている。世界的な潮流である「ビジネスと人権」は、企業や社会に大きな影響を与えており、その影響は地方にも確実に押し寄せてきている。  人権リスクの排除という意味で、企業にカスタマーハラスメント対策を義務付ける労働施策総合推進法などの改正法案が閣議決定され、今国会での成立をめざす動きとなったのも自然の流……[続きを読む]

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