【今週の労務書】『経営者のための労働組合法教室』

2012.12.17 【書評】
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知っておくべき基本を

 本書で学べるのは、紛争への対処法や駆引きの仕方ではなく、経営者として知っておくべき労働組合法の基礎知識。兵庫県労働委員会の公益委員を務める著者は、「企業別組合であれ、分会タイプの労組であれ、うまく付き合えなければダメな経営者と烙印を押されます」と語り、同法の遵守が良い経営のための要諦であると説いている。

 経営者向けを謳ってはいるものの、基本の理解に絞った平易かつ中立的な解説は、読者の立場を問わない。実務上欠かせない労働協約の効力についても、丁寧に紹介している。時に示される問題提起も興味を惹き、例えば個別的紛争を義務的団交事項とする解釈について、行政上、司法上の解決手続きが設けられている今日、見直す時期にきているかも――などと述べている。

(大内伸哉 著、経団連出版 刊、TEL:03-6741-0043、1600円+税)

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平成24年12月17日第2901号16面 掲載

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