【今週の労務書】『「就業規則の神様」が明かす “幸せな会社”の社長が大切にしていること』

2019.06.15 【書評】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

ハンドブックで理念説明

 就業規則の神様と呼ばれる著者が1000人以上の社長とかかわったり、話を聞いたなかで見出した“幸せな会社”の共通項を解説したのが本書。

 著者は、幸せな会社について利益を上げつつ、経営者と従業員が使命感ややりがいを持って働いている会社と定義する。実現できている会社では、社長が利益より先に理想を描き、どうしたら実現できるかをワクワクしながら考えているなどとした。

 従業員に対する取組みについては、自社の就業規則を解説したハンドブックの作成を推奨する。分かりやすい言葉で制度を設けた趣旨や理念を説明することで、たとえば年次有給休暇の取得に際し事前の連絡を求めるなど、従業員に窮屈を強いる内容であっても、マイナスの感情を抱かれにくいとした。

(下田直人著、大和出版刊、TEL:03-5978-8121、1500円+税)

Amazonで購入する 楽天ブックスで購入する

関連キーワード:
令和元年6月17日第3213号16面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。