最長1カ月91時間の違法残業 36協定結ばず 仙台労基署・看板製作業者と時間管理者4人を送検

2018.12.10 【送検記事】
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 宮城・仙台労働基準監督署は、時間外・休日労働に関する労使協定(36協定)を結ばずに違法な残業を行わせたとして、看板製作業者と同社代表取締役および部長3人の計1法人4人を労働基準法第32条(労働時間)違反などの容疑で仙台地検に書類送検した。

 同労基署によると、送検対象の4人はいずれも「時間管理者」に当たる。36協定は以前から締結されておらず、締結する必要性の認識もなかったという。

 同社は平成28年2~3月、本社に勤務する労働者28人に、最長で1カ月91時間15分の違法残業を行わせた疑い。違法な休日労働も行わせていた。「立件対象期間以外でも、違法な残業があったとみられる」(同労基署)といい、業務量の多さなどが長時間労働の温床になっていた。

【平成30年11月1日送検】

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