【今週の労務書】『決定版 部下を伸ばす』

2018.09.22 【書評】

差は能力でなく意欲

 部下の育成方法にフォーカスした一冊。最も重要なことは「コミュニケーション」であると説く。ビジネスにセオリーがないように、人間関係にもセオリーはない。部下一人ひとりに合ったコミュニケーションが必要になると強調している。

 「できない部下」との向き合い方にも言及した。部下は全員入社試験を通っており、もともとの能力に大きな差はない。差はモチベーションで付く。部下の意欲を削がないため、上司には優秀な部下に仕事が集中しないよう配慮し、粘り強く指導することが求められるとしている。

 1つの項目が2~3ページでまとまっているため、空き時間でも読みやすい。初めて部下を持った管理職に勧めたい。

 (佐々木常夫著、㈱KADOKAWA刊、TEL:0570-002-301、820円+税)

Amazonで購入する 楽天ブックスで購入する

掲載 : 労働新聞 平成30年9月24日第3178号16面

あわせて読みたい

ページトップ