逸走したトラックに轢かれ労働者が死亡 造園土木業者を送検 伊勢労基署

2018.03.08 【送検記事】
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 三重・伊勢労働基準監督署は逸走したダンプトラックに派遣労働者が轢かれ死亡した労働災害で、造園土木業者と同社の代表取締役を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置)違反の疑いで書類送検した。

 労働災害は平成29年11月27日、鳥羽市内の除草作業現場で発生した。派遣労働者が坂道に2トンのダンプトラックを停車させたところ、トラックは坂道を下りるように動き出してしまった。すでにトラックから降りていた派遣労働者が止めようと前面に回り込んだところ、ガードレールとトラックの間に挟まれ、その後、後輪に轢かれ死亡したものとみられる。

 ダンプトラックを停車させる際、派遣労働者はエンジンを止めていなかった。サイドブレーキはかけたとみられるが、効きが甘かった可能性がある。輪止めはされていなかった。

【平成30年2月13日送検】

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