【今週の労務書】『マイナンバー制度の実務と業務フローがわかる本』

2015.07.20 【書評】

性悪説に立ち情報管理

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 人事労務担当者に向け、来年1月から開始されるマイナンバー制度の注意点をコンパクトにまとめたのが本書である。

 安全対策では、「情報は漏えいするものという性悪説に立った管理が必要」としている。

 マイナンバーを扱う業務を外部委託している場合には、委託先への監督義務が生じると指摘。委託先へ監督する方法として、ヒアリングシートを配布して必要事項を記載させる方法を挙げ、その雛型を例示している。

 監督しているにもかかわらず委託先の安全管理体制が不十分だった場合は、指導した結果が残る文書を交付するのが望ましいとした。

 情報が漏えいしやすい状況を看過していた場合は、監督義務を果たしたとはいえないと注意している。

(社会保険労務士法人名南経営著、日本実業出版社刊、TEL:03-3814-5161、1600円+税)

掲載 : 労働新聞 平成27年7月20日第3025号16面

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