模範を示せる事務所へ/社会保険労務士法人GOAL 代表社員 久保田 慎平

2021.02.21 【社労士プラザ】
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社会保険労務士法人GOAL 代表社員 久保田 慎平 氏

 「うちの事務所はこうやっています」とお客様に胸を張れる事務所に。

 そんな経営方針を掲げている弊所は、2021年4月に開業から6年目を迎える。神奈川、東京、埼玉、千葉の事業者様を中心にサービス展開しており、4人のスタッフと、4月からは社会保険労務士の有資格者も1人加わる。

 社会保険労務士という仕事は、お客様である企業の人事労務に携わる。「社員が働きやすい環境をつくるには?」「困った社員への対応は?」「お給与の金額や払い方はどうしたらいい?」「休みの与え方は?」「良い会社をつくるには?」など、社長の抱える悩みは様ざま。その悩みに寄り添い、最適な答えを導き出すのが私たちの役目だ。

 しかし、時代や法律、人が変われば、答えも変化していく。現在正しい答えが、1年後も正しいとは限らない。そんななかで私たちは、常に時代の変化を感じながら、目の前のお客様にとってベストな答えを考えていく必要がある。たとえ答えがみえなくても、「うちの事務所はこうやっています」とお客様にヒントを示せるような事務所にしたいと考えている。

 そういう意味では、事務所は良い実験室だ。たとえば、クラウド型の勤怠管理システムや給与計算システム、ウェブ明細、人事制度などのサービスは、まず社内で運用・体験し、問題点を洗い出したうえでお客様に提供している。

 また最近では、テレワークが良い例だ。新型コロナウイルス感染症が流行する前の2019年秋ごろ、在宅勤務を導入した。妊娠出産を控えたスタッフの雇用環境を整備するためだ。

 その結果、緊急事態宣言下での業務への影響は最小限に抑えられ、スタッフが働きやすい職場にもなった。今でもスタッフは自分の都合に応じて出社と在宅勤務を組み合わせているし、出産したスタッフも在宅勤務を中心に復帰予定だ。

 「うちの事務所はこうやっています」という経営方針には、もう一つの意味が込められている。お客様に模範を示すことができる事務所に、という意味だ。「残業を減らしましょう」「年休を取得できるようにしましょう」などとお客様に話している以上、スタッフに「うちはできていない」と思わせたくないと考えている。

 私自身も、そしてスタッフも、社内の一つひとつの取組みをお客様に胸を張って伝えられるような、そんな事務所をこれからも追求していきたい。

 それがお客様へのサービス向上につながると考えている。

社会保険労務士法人GOAL 代表社員 久保田 慎平【神奈川】

【Webサイトはこちら】
https://goal4864.com

令和3年2月22日第3294号10面 掲載

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