『死亡災害』の労働関連コラム

2025.07.30 【監督指導動向】
死亡災害増加で安全対策要請 職場内のパトロール求める 徳島労働局 NEW

 徳島労働局(亀井崇局長)は6月30日、今年に入り昨年を上回るペースで死亡災害が増加していることから、建設業労働災害防止協会徳島支部など9団体に安全対策の徹底を要請した(写真)。職場の安全パトロールの実施や、作業手順の作成を求めている。  同労働局管内では、今年1~5月に5人が死亡しており、前年同期の3人から増加している。死亡災害は特定の……[続きを読む]

2025.06.02 【労働行政最新情報】
令和6年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)(厚労省)

 厚生労働省は、令和6年の「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)を取りまとめ、公表した。  ポイントは以下の通り。  令和6年における職場での熱中症による死傷者(死亡・休業4日以上)は、1,257人(前年比151人・約14%増)であり、全体の約4割が建設業と製造業で発生した。  また、熱中症による死亡者数は31人(前年と……[続きを読む]

2025.06.02 【労働行政最新情報】
令和6年の労働災害発生状況を公表―死亡者数は過去最少、休業4日以上の死傷者数は4年連続で増加(厚労省)

 厚生労働省は5月30日、令和6年の労働災害発生状況を取りまとめ、公表した。  令和6年1月から12月までの新型コロナウイルス感染症へのり患によるものを除いた労働災害による死亡者数は746人(前年比9人減)と過去最少となった。休業4日以上の死傷者数は135,718人(前年比347人増)と4年連続で増加した。  また、新型コロナウイルス感染……[続きを読む]

2025.03.29 【送検記事】
31メートル下に墜落し労働者死亡 墜落制止用器具着用させなかったとび工事業者送検 三田労基署

 東京・三田労働基準監督署は、労働者31メートル下に墜落して死亡した労働災害に関連し、とび工事業の(有)コバヤシ(千葉県千葉市)と同社代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで東京地検に書類送検した。同社は労働者に高さ2メートルの足場の解体作業をさせる際、墜落制止用器具を着用させなかった疑い。足場の下には深さ……[続きを読む]

2025.02.27 【主張】
【主張】熱中症の早期発見・対処を

 熱中症による死亡労働災害が増加傾向にあるなか、厚生労働省は、労働者を熱中症のおそれのある作業に従事させる事業者に対し、罰則付きで新たな防止対策を義務付ける考えだ(関連記事)。初期症状を見逃すことによる重篤化を防ぐため、労働安全衛生規則を改正し、早期発見のための報告体制整備や必要な措置の手順作成、関係労働者への周知を義務付ける。大切な労働……[続きを読む]

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