『労働法』の労働関連コラム

2025.05.17 【書評】
【今週の労務書】『社会に出る前に知っておきたい「働くこと」大全』

課題図書として最適  労働法研究の第一人者が「全社会人と学生・生徒の必須教養」として記した一冊。働くことに詳しい伊達(職業・年齢不詳)が社会人2年目、大学3年生、高校2年生の男女に、神楽坂や飯田橋、銀座のカフェで、議論を交わしながら知識を伝授していく、という構成だ。  内容は働くことの「意味・歴史」から始まり、「未来」で終わる。通読すれば……[続きを読む]

2025.04.12 【書評】
【今週の労務書】『労働法制度ガイドブック』

採用から退職まで網羅  内閣官房働き方改革実現推進室で制度改革に携わった著者が、経営者や人事労務担当者、管理職を対象に、労働法制度の理解を促すため執筆したのが本書。1冊のうちに、採用から退職、労使紛争に至るまで、あらゆる情報を網羅している。基礎的な知識だけでなく、実務上の欠かせない知識を学ぶことができる。  各項目の冒頭には説明内容のポイ……[続きを読む]

2025.03.22 【書評】
【今週の労務書】『Q&A フリーランス法の解説』

「辞書」としても活用可  省令やガイドライン策定にも関与した、労働法と経済法の専門家が編著者を務めた一冊。昨年11月施行のフリーランス法について、Q&A方式で解説している。条文の順番どおりの構成となっており、頭からはもちろん、「辞書」のように、実務のなかで疑問が生じた部分を都度ピックアップして読んでも良い。  間に挟まるコラムも興味深い。……[続きを読む]

2025.02.22 【書評】
【今週の労務書】『教養としての「民法」入門』

学び始めや概略把握に  労働法だけでは問題解決が難しい――多くの人事担当者が日々実感していることではないだろうか。労働法を一通り学んだ後、さらなるスキルアップのために必須となるのは民法の知識だろう。  「教養としての」と銘打つ本書は、民法に少し興味がある人をターゲットにしている。450ページを超える大著だが、近年のトピックを交えた解説で読……[続きを読む]

2024.08.14 【書評】
【今週の労務書―2024年1~3月掲載記事を振り返る】

『労働新聞』で掲載している書評欄『労務書』から、2024年1~3月に公開したコラムをまとめてご紹介します。 『改訂版 成功する精神障害者雇用』 精神障害者の雇用に取り組む人事担当者向けの本書では、職場に定着させるための支援施策から、周囲の従業員をケアする方法まで解説している。実際に起こりがちな問題や失敗事例も複数盛り込み、ケーススタディー……[続きを読む]

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